市川内科クリニックで培われてきた地域のかかりつけ医としての役割を維持し、住民の健康管理を行います。患者さんの価値観や生活スタイルは多種多様であり、各々に応じた治療計画を立てる必要があります。医学的に一番良いと思われる治療よりも生活スタイルや医療費の考慮を優先する必要があることもあり、選択肢を示しながら患者さんと相談して治療方針を決めていきます。
高血圧や脂質異常症、メタボリック症候群などを健診で指摘されることも多いと思います。食事や運動療法、必要に応じて薬の内服を通して動脈硬化性疾患の予防に努めます。
糖尿病は食生活や運動習慣などの生活習慣の変更により、悪化や改善が期待されることから生活習慣病と呼ばれておりますが、特に日本人の遺伝的な素因が関与しており、本人の生活習慣が影響している割合が少ない方も多いことがわかってきております。最近になって新薬も登場し、糖尿病治療薬は数十種類に及びます。これら膨大な治療薬から患者さんにあったものを選択することが、糖尿病専門医に求められる役割と考えております。
甲状腺疾患は内分泌疾患の中では頻度が高く、特に慢性甲状腺炎は成人女性の10人に一人の有病率といわれております。周りの人に比べて寒く感じたり、便秘、体重増加など加齢が原因と思って、診断に至っていないことも多いですが、治療することによって生活の質の向上が得られることがあります。
経歴
平成10年 | 信州大学医学部卒業、信州大学医学部老年医学教室入局 |
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平成10年10月 | JA長野厚生連篠ノ井総合病院 内科研修医 |
平成11年10月 | 信州大学医学部老年医学教室 研修医 |
平成12年 | 信州大学大学院医学系研究科(内科系専攻)入学 |
平成16年 | 信州大学大学院医学系研究科(内科系専攻)博士課程修了(医学博士) |
平成16年 | 伊那中央病院 内科医員 |
平成23年 | 伊那中央病院 内科主任医長 |
平成25年 | 上伊那地域糖尿病療養指導士育成会会長(兼任) |
平成28年 | 信州大学医学部臨床准教授(兼任) |
平成30年 | 長野県国保連合会支援・評価委員(兼任) 糖尿病腎症重症化予防担当医(兼任) 日本内科学会信越支部評議員(兼任) |
平成31年 | 信州大学医学部臨床教授(兼任) |
令和2年 | 伊那中央病院 内科部長 |
令和5年4月 | 市川内科クリニック勤務 |
令和5年5月 | みなみみのわ内科クリニック開院 |
- 最終学歴
- 信州大学大学院医学系研究科(内科系専攻)博士課程修了 平成16年
- 免許
- 医師免許 (医籍登録番号:395473、取得年 平成10年)
- 学位
- 医学博士の学位取得 平成16年
認定医
日本内科学会(専門医、指導医)
日本糖尿病学会(専門医、指導医)
日本内分泌学会(専門医、指導医)
日本甲状腺学会(専門医)
日本人間ドック学会(認定医、指導医)
日本プライマリ・ケア連合学会(プライマリ・ケア認定医、指導医)
日本抗加齢学会(専門医)
所属学会
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本甲状腺学会
日本人間ドック学会
日本プライマリ・ケア連合学会
日本抗加齢学会
日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会
その他
信州内分泌談話会世話人、長野県糖尿病懇話会世話人、信州糖尿病研究会世話人、1型糖尿病研究会世話人、AGOS Endocrine Meeting in 東北信世話人